ROLEX オーバーホール 3

こんにちは。
このシリーズの最後です。
今回は磨き作業です。

前回の金時計と違って今回のケースはステンレスです。
金に比べてかなり硬いので少し時間が掛かります。
ただし、使う研磨材などはほぼ同じです。

この時計のケースは非常にシンプルな形をしています。
ミラー仕上げにするのは側面とベゼルだけです。
特にベゼルは完全な円錐形ですから磨き作業はとても楽です。

先ずはケースです。
ペーパー1000番→1500番→2000番と進みます。
写真がないのですが、そのあと金属磨き用のアモールで大体のキズ目をとります。

その次にコンパウンドです。

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コンパウンドはタミヤコンパウンドと前回使った8000番の仕上げ用コンパウンドを併用しました。
例によりましてヒノキ棒でひたすら磨きます。
時間は掛かりますが、すこしずつキズ目が減っていきます。
コンパウンドによる一方の側面の研磨時間は大体1時間くらいですね。

次はベゼルです。
ここは機械を使います。
といっても、ハンドドリルの先に回転台を取付け、ベゼルを両面テープで貼っただけです。

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この場合もペーパー1000番→1500番→2000番です。
特に、注意すべきは磨き棒の角度を変えないこと。
ベゼルの表面は円錐ですから母線の輪郭は本来は直線です。
磨き棒が動くとこれが丸まってしまい、写り込む陰影が曲がってしまうのです。
新品のベゼルは完全に円錐なので陰影がピシーッと一直線になりますが、残念ながら手で磨きますと絶対にそのようにはなりません。
でも、そこは限りなく直線に近付けるように息を止めて磨き棒を保持します。

ペーパーが終わりますと同じくコンパウンドです。
コンパウンド磨きはキズ目を顕微鏡で見ながら行いますので、どうしても完全手磨きになります。

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ぐるりと一周磨いていきます。
ヒノキ棒を立てたり寝かしたりしながら磨きます。
1時間ほどで綺麗になりました。
磨き終わった状態が前回紹介したガラスが外れている写真です。

ガラスとベゼルをケースに取り付けます。
が、これが大変でした。
ベゼルにガラスを嵌めておき、それをケースにパッチン式に嵌めるのですがメチャクチャ固い。
素手で押してもびくともしません。
無理に強く押すと一部だけが嵌まってベゼルとガラスが傾いてしまいます。

そこで即席に万力を作りました。

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2枚の板の間にケースとベゼルとガラスを挟み、四隅に通したボルトを順に締めていきます。
均等に締めないとガラスがすぐに傾こうとします。
締めたり緩めたりを何度か繰り返してようやく奥まで押し込むことができました。

このあと、ガラスの内面と文字盤の表面にホコリが残らないように注意しながら機械を入れます。
文字盤が深い黒ですから少しのホコリでも大変目立ってしまいます。

で、完成したのがこれです。

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側面には景色が綺麗に映り込んでいます。
ですが、なんか様子が変です。
ベゼルがなんとなく曇っているような。
改めて顕微鏡で見ると小さな傷ですが密度濃く残っている場所があります。
人の目というのは鋭いものですね。
太陽光だと目立たないのですが、蛍光灯などの単色光だと小傷部分が曇って見えてしまいます。
せっかくここまで磨いたのですから何とかしたいところです。

8000番で散々磨きましたが、このように小傷が残るということはその前の段階が問題なのでしょう。
前回はアモールで暫く磨いてすぐに8000番に行きましたが、アモールの粒子が崩れたところでもう少し力を抜いて磨いてみることにしました。

ただ、時計は組んでしまっていて研磨するとケースとベゼルの隙間などに研磨粉が入って汚れてしまいます。
分解するにしてもガラスを再度取り外すのは避けたいところです。
そこで考えたのがこれです。

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木工ボンドパック。

研磨粉が入りそうな隙間を木工ボンドで覆いました。
大丈夫です、後でつるりんと上手く剥がすことができるのです。
一方、ガラスとベゼルとの隙間は問題ありません。
メチャクチャピッタリ嵌っているので歯間ブラシで擦ればきれいになります。

アモールによる長時間研磨は正解でした。
粒子が細かくなっていくにつれて磨き力を弱めていくと小傷が消えていきます。
それでも小さな傷が残りますので、それは8000番で除去します。

そうして改めて完成したのがこれです。

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スマホで写したのですがベゼルにスマホと手が写り込んでいます。

ついでにベルトも磨きました。
これは実は凄く簡単です。
台所で普通に使っているスポンジの片面についている磨き材です。
やかんの表面を磨くザラザラしたあれですね。

ベルトはもともと砂目を入れてあるのですが長年の使用でむしろ研磨されてしまいます。
そのため光り具合が一定でなくなってきます。
磨きスポンジで擦ると小傷も消えるし光沢も整って新品のようになります。
一方向に目を揃えるのがコツです。

気になっていた時計を触れて非常に楽しかったです。
勇気あるオーナー様に感謝です。

山崎

 

ROLEX オーバーホール 2

こんにちは
分解を進めますね。

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左上:ゼンマイからガンギ車まで動力を伝える歯車を外します。
ただ、孔から引き抜くだけです。

右上:ガンギ車を抜き、受け板を外してアンクルを抜きます。
アンクルの先には二つの小さなルビーが付いています。
夫々のルビーがガンギ車の歯と交互に噛み、ガンギ車がgo-stopを繰り返します。
ルビーはエッジの効いた角柱状で、ガンギ車の歯を何十年間受け止めても摩耗しないようになっています。

左下:ゼンマイ受けを外します。
黄色い円盤状のものを香箱といい、この中にゼンマイが入っています。
香箱の外周には動力を伝える歯車が付いています。

右下:香箱を持ち上げて抜きます。
香箱の軸には大きな荷重が掛かりますので、軸の両端を受ける孔にもルビーのリングが入っています。

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全部の部品です。
ある程度の部品の集合部分は組んだままなので意外と少ないですね。
これでも、必要な洗浄・注油は全て行うことができます。

香箱を開けます。

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10年も使っていると中のオイルは枯れていますね。

時計のリューズを巻くと中央の芯が回転し、周囲にあるバネが中央側に集まります。
そうするとバネが解けようとしますが、中央の芯は逆回転できないようになっているので香箱全体が回ります。
その回転を香箱の外の歯によって次の歯車に伝えます。

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バネを取り出してみました。
中心部分から慎重に伸ばしながら取り出します。
もし一気に弾けてしまうとおそらくどこかに折れ目を作ってしまいます。
そうすると交換するしかありません。

ト音記号のようになっているのは、ゼンマイの巻き状態がどんな場合でも、香箱の駆動力を一定にするためです。

アルコールを付けた布でゼンマイの端を挟み、順に引き出しながら汚れを取ります。
このときゼンマイを往復させると、特に押しのときに折れ目を作ってしまうので注意です。

掃除が済んだら香箱に戻します。
これが大変です。
プロはゼンマイ巻き機というのを持っていますが非常に高価です。
ですので素手で巻き入れます。
特に最初の部分はゼンマイの曲がり方向を反転させながら巻き込んでいくので少しテクニックが必要です。

最初の写真のように巻き入れたら、粘度の高いグリスをバネ間に落とし込み、蓋をします。
あとでリューズの巻き上げと解放を何度か行ってグリスを全体に行き渡らせます。

ゼンマイが終われば他の部品の洗浄・注油です。

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アルコールの中に部品を浸し歯間ブラシなどで擦ります。
超音波洗浄機もあるのですが直接擦る方が確実です。

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リューズもブラッシングします。
このリューズは防水性を出すためにねじ込み式です。
写真では見えませんが内面側に雌ネジが切ってあります。
この雌ネジの間に溜まった汚れを掻き出します。

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リューズ受けの孔もこんな感じです。
これをきれいにするのはメチャ快感です。

ガラスも外します。

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ケースに環状の土手が作ってあり、そこに浅い皿状のガラスが外から嵌められ、さらにその外側を環状のベゼルで挟んでいます。
プロが使う特殊オープナーはないので大型カッターを使います。
ケースとベゼルの切れ目にカッターの刃を割り込ませ、周囲に沿って少しずつ隙間を広げていきます。
手元が狂うと手を切ってしまいますので注意しながら作業します。

それにしてもガラスの嵌め合い精度にはいつも感心します。
ケースの土手とガラスとベゼルの寸法がピッタリ決まらないとガラスの押圧力が上手く出ません。

ガラスは実は二重構造になっています。
表面は完全なサファイアガラスですが、その周囲に樹脂製のリングが貼り付けてあります。

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写真の下の方で白くなっている部分が樹脂です。
この部分は微かに弾性があり、ケースの土手とベゼルによって挟み込まれます。

さて、機械部分については、所定の個所に注油して組み立てておきます。

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主な注油先は、テンプとガンギ車の軸受け、アンクルの爪先、香箱の軸受け、長針を受けるほぞ車、巻き上げ機構の筒車などです。
場所に応じてサラサラの油と粘性のあるグリスなどを使い分けます。
アンクルの爪先などは写真の針の先端にノミの涙ほどのオイルをつけ、チョンとつけるだけです。

長くなりましたので今回はここまでです。
次はメインイベントのケースの磨き作業です。

山崎

ROLEX オーバーホール 1

こんにちは
知り合いの方のロレックスをオーバーホールすることになりました。
EXPLORER  Ref.14270 世間で言うキムタクモデルです。
10年ほど使い続けていてバンドの具合も悪いとのことです。

EXPLORERは一度触ってみたかった時計なので是非にということでみせて頂きました。

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カレンダーがなくとてもシンプルです。
6時側のフラッシュフィットが開いてしまっています。
これでは服の裾を引っ掻けてしまいますね。
ケースの表面にはそれなりの小傷がありますが大きな打ち傷はありません。
サファイアガラスもとてもきれいで丁寧に使われていたことがわかります。

まずはベルトを外して外観チェックです。

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おーー、来てますねえ。
10年も使っていると大体このようになります。
リューズの周りなどにも汚れがびっしりと溜まっています。
もしかすると10年のあいだベルトの掃除などもされていなかったかもしれません。
でも、このように汚れている時計ほどワクワクします。

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フラッシュフィットの一つが壊れていました。
服に引っ掻けたりして広がったのでしょう、バネ棒を挿入する筒部品が切れてしまっています。
本来は丸ごと交換ですが、全体の形を整えて、筒部品を元のように成形するだけで実使用できそうです。

さて、裏ブタを開けて少しずつ分解します。
ROLEXは裏蓋を外すのに専用の工具が必要です。

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このように裏蓋の周囲に刻まれたギザギザに合わせたソケットレンチがあります。
ソケットレンチは各種モデルに合わせて複数のものがセットになっています。

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このように、時計ケースに合わせて木に雌型を彫り込み、傷が付かないようにビニールを挟んで固定します。
裏蓋にレンチを押さえ付けながら回します。

さて中身が見えました。

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左上:自動巻きのローターを外します。

右上:時計の心臓部であるテンプユニットを外します。
このムーブメントはCal.3000といいまして、テンプを片持ちのアームで押さえています。
多くの時計が片持ちアームです。
ただし、改良された現行のEXPLORER Cal.3130では、両持ちアームの中央でテンプを押さえるようになっています。

十字形の腕を持つテンプには細い細い渦巻バネが取り付けてあり、この渦巻バネが巻かれたり解かれたりしてテンプが左右に往復振動します。
この時計では1秒間に8往復です。
テンプの周囲に小さい四つのネジが中心向きにねじ込んでありますね。
これを中心側にねじ込むと振動数が増え、外側に出すと振動数が減ります。

テンプには錨のような形をしたアンクルが繋がり、さらにガンギ車という鉤のような腕が沢山ついた歯車が連係していて、テンプの1往復ごとに歯車が一つ送られ時を刻みます。

どのように動くかは以下の動画を見てください。

左下:ムーブメントをケースから取り出し、針を外した状態です。
生の文字盤はケースから出したこの状態でしか見ることができません。
写真ではわかりませんが、漆塗りのような正に漆黒の塗装で眺めていると吸い込まれそうです。

右下:文字盤を外すと表側はとてもシンプルです。
中央の金色の歯車が短針用のもので、中心にある筒部分に短針の孔が嵌まります。
時計の針は全て軸に対して摩擦で止まっているだけです。
短針軸の中に長針用の筒歯車が入っており、さらに、その中に秒針用の軸が通っています。
秒針用の軸は裏側にある歯車から表側に貫通していて髪の毛ほどの太さしかありません。

ムーブメント動画

さて、分解していていて気付いたのですが、この時計には過去に修理歴がありました。

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ローター受け座の中段部に黄色い環状の傷があります。
これは以前にローターの軸が壊れ、ローターの裏面で受け座が削られた跡です。
今は正常でローターの擦れはありません。

次はさらに分解していきますね。

山崎

福井空港フェスティバル

こんにちは
秋は各地で航空祭が続きます。
小松に続いて、いつも訓練している福井空港でも9月22日秋分の日にフェスティバルが開催されました。

福井空港は定期便がありません。
主な運航は軽飛行機・ヘリコプター・グライダーです。
離発着回数だけみればグライダーが最多です。

この日はあいにくの雨模様で、来場が予定されていた自衛隊のヘリコプターや、体験搭乗のセスナは来ませんでした。
飛行できるのはグライダーと福井空港をベースにしている防災ヘリコプターだけで、ちょっと物足りない感がありました。

雨模様のためお客さんの数はボチボチです。

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本日の目玉はこのグライダーの曲技です。
錐もみ・宙返り・失速反転などいつも練習している課目が中心です。
自衛隊ヘリなどのフライトが無くなったのでグライダーの曲技は午前と午後の2回になりました。

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私たちの団体のブースです。
新デザインのTシャツと本ブログでも登場したスチレン飛行機を販売しています。

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曲技の他には、エンジンの付いたモーターグライダー2機によるオープニングフライトを行います。
写真の機体は何度かこのブログに登場しているファルケです。
翼の下から覗き込んでいるのは私です。
朝の試運転ですが、先日エンジンの整備をしましたので異音や振動がないか確認しています。

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オープニングフライトでの2機並んでのローパスです。
私は向うの長機に乗っているのですが予定のコースを飛ぶことに専念します。
お客さんから2機が重なって見えるように手前のディモナは少し低い位置につきます。
2機の位置調整はパワーの出し入れに幅があるディモナの作業です。
このあと長機からタイミングを指示して左右に上昇ブレークするという演技を行いました。

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演技終了後のご挨拶です。
こういうのはかなり照れくさいものがあります。
因みに黒いTシャツが私です。

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これは防災ヘリコプターによる救難訓練のデモです。
地上30mぐらいまで遭難者を吊り上げます。
なかなかの迫力です。

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この日は一日中こんな感じの空で小雨の間になんとか予定のフライトをこなせました。
フライトの合間には1300mの滑走路を使って地元団体チームによるリレーが行われたり、福井県下から集まったゆるキャラの撮影会などがありました。

それにしても、私はいつもは晴れ男なのですが、先週の小松に続いて雨になるとは・・・・。

山崎

小松基地航空祭

こんにちは
小松基地航空祭に行って来ました。

学生グライダーの全国団体である日本学生航空連盟が昨年より小松基地祭に参加させて頂いています。
最近の各大学航空部の部員減少傾向を何とかしたいということで、グライダー活動の宣伝が目的です。
その実動部隊が、普段は福井空港で訓練している東海・関西地区の学生・OB団体です。

具体的に何をするかと言いますと、約20分間の飛行展示と地上でのグライダー展示です。
グライダーは、曳航機に曳かれて福井空港からフライインし、上空で簡単なデモを行ったのち着陸せずに福井空港に帰ります。
ただ、残念なことに今年は台風の影響で飛ぶことができませんでした。

ということで地上の様子です。

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渋滞を避けるために福井空港を深夜2時に出発し、5時に基地内に入って準備しました。
グライダーの展示場所は、メイン会場であるエプロンからはかなり離れた場所です。
自衛隊主催の紙ひこうき大会会場の横です。
ここで、グライダーのコックピット搭乗と、Tシャツ・スチレン機の販売を行います。
でも、お客さんは皆足早にエプロンの方に行ってしまいます。
あちらにはカッコいい戦闘機がいっぱい並んでいますからね。

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私もこの日は地上で売り子さんです。
呼び込みは、お中から声を出さないと直ぐにのどを痛めてしまうので注意です。

合間を見てエプロンに行ってみました。

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相変わらずすごい人です。
これでも台風の影響で人出は少ない方で、去年はアスファルトの地面が見えないぐらい沢山人が居ました。

おー、泣く子も黙るアグレッサーのF15です。
今年から小松常駐となりました。
アグレッサー部隊は自衛隊内で敵方役をする飛行部隊です。
仮想敵国の飛行特性を日々研究しており、全国の飛行部隊を回って実戦教育します。
この部隊のパイロットは全国部隊からの選りすぐりでとにかく強いそうです。

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F15といえば普通グレー一色ですが、アグレッサーの所属機は各機バラバラの迷彩塗装です。
前席のヘッドアップディスプレイのカバーに赤い星のマークがあるのがわかりますか?
人だかりがしていて流石に人気と思えばモデルさんの撮影会でした。
誰が言い出すのか、航空祭と言えば必ず企画される定番行事ですね。

ブルーインパルスも来ていました。
機体はT4という複座訓練機です。
F15に比べるとずっと小柄で、エンジン音もマイルドです。
殆どのお客さんはこれを見に来ていると言ってもいいぐらいの人気です。

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格納庫の中ではF15の車輪の出し入れのデモが行われていました。

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3カ所のジャッキポイントを専用のジャッキで支え、整備士の方が座席に座ってギアの出し入れ操作をします。
「ギーー」とかいうのんびりした音ではありません。
「ガタンッ、バコンッ!」 で終わりです。
他の飛行機と比べて極端に早く、3秒ぐらいで格納が終了します。
離陸後、直ぐにギアを格納して加速するためでしょうね。

このあとブルーも飛びました。

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ただ、残念なことに小雨が降りだし、視程も悪くなったために水平飛行の課目だけになりました。
強風が吹いていたのですがフォーメーションが殆ど乱れないのは正に神業ですね。

普段、私は晴れ男なのですが、今年はあいにくの天気で、私も多くのお客さんもちょっと消化不良に終わってしまいました。
来年はまた晴れるといいですね。

山崎

胡蝶蘭

4月の開業時に胡蝶蘭の鉢を幾つか頂きました。
5月末で大体の花が終わったあとネット情報を参考に鉢植えを残しておりました。
窓際ですが直射日光は当たりません。
エアコンの吹き出しの近くで比較的涼しい環境です。
なかなか難しい花だそうでダメもとで水の管理をしていました。

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今日、そのうちの一株に花が咲きました。
どれも同じように水の管理をしているのですが、花芽が延びたのはこの一株だけです。
元々の株の元気度が違ったのでしょうか。

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上手く世話をすると長持ちする花だそうです。
これまでは鉢の表面が乾いたら水を足すだけでしたが、一つ花が咲いてしまうと他の株にも花が付くように工夫したくなってきました。

山崎

 

福井空港 諸々

こんにちは
相変わらず暑いですね。
この暑さのなか2日間福井空港に行っておりました。

メインは大阪大学航空部所有のグライダーの耐空検査のための整備です。
車でいう車検ですが、飛行機の場合には毎年受けなければなりません。
これはドイツ製の複座練習機でASK-21といいます。

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検査ではタイヤやブレーキディスクなど消耗品を交換しなければなりません。
また、機体各部の寸法を測ったり、翼を上下に共振させて1分間に何回振れるかといった剛性試験も行います。
検査当日は、国交省から資格を付与された耐空検査員が来られ、書類審査と飛行試験が行われます。

阪大の学生さんが垂直尾翼から方向舵(ラダー)を外して掃除しているところです。

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座席を外した機体の内部です。

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動力がないグライダーの構造は割とシンプルなのですが、胴体が細いため、操縦リンクは座席と胴体壁部の間の狭い空間に収まるように工夫されています。
中央の前後の太いグレーのパイプが水平尾翼(エレベーター)の操作ロッドです。
横の壁に近くには後席用のラダーペダル(単なる棒)があります。
ラダーペダルにはケーブルがつなげられていて、胴体後部の方向舵を操作します。

整備の時間の合間をみてフライトの応援です。
この日は名古屋大学がトレーニングしており、モーターグライダーでエアーワークとタッチアンドゴーを行いました。

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これは同じくドイツ製のSF25Cファルケという二人乗りの機体です。
胴体は鋼管布張りで主翼は木製布張りです。
自動車用ハイオクガソリンで動く1200CCのエンジンを積んでいます。
燃費はリッター10キロほどです。

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福井の観光スポット 東尋坊 です。
高度は300m。
この場所の上空は小松空港へ向かう大型機の進入コースなので通常は300m以下で飛ばなくてはなりません。
沢山の観光客が崖の上に見えました。

この日はグライダーの空撮も行いました。
東海・関西地区の大学航空部が属する団体では毎年卓上カレンダーを作ります。
この時期になると12ケ月分のコマを揃えるのにかなり焦ってきます。
カレンダーの写真ですから背景の視程が良くなければなりませんが、天気が良くても目的の機体がないとか、カメラマンが居ないとか撮影条件は意外と揃いません。

普段、私はカメラマン役なのですが、今日は私が被写体機に乗ることになりました。
機体は名古屋大学のドイツ製ディスカスb。
この機種は過去に世界選手権などで大活躍した名機です。
カメラマンは写真好きの名古屋大学の学生さんにお願いしました。

出発の準備です。
このあと曳航機に曳かれて900mまで上がります。

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曳航中の様子です。
右手でスマホを操作するあいだ左手で操縦するのですが、画面が見辛くて往生しました。
曳航機の後ろでかなり暴れてしまいました。

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撮ってもらったうちの一枚です。

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なかなか良い感じです。
でも、これはカレンダーの写真にはなりません。
パイロットがこちらを見ているので、これを一月眺めるのはどうよということです。

両機の間隔は50mほどですが上空ではすごく近く見えます。
このときはカメラ機との距離を確認したくてついそっちを見てしまいました。
いい写真を撮ろうと思えば、被写体機はカメラ機の指示通りに飛ばなくてはなりません。
それに対してカメラ機が位置を合わせるのですが、被写体機のパイロットがカメラ機を見てしまうと必ず位置がずれるのです。
ですのでカメラマンはひたすら連写し続け、そのうちの何枚かが使えるかなという感じです。

カレンダー製作の他にも夏から秋にかけては操縦研修会や各地の航空祭への出場などなにかとグライダーイベントが続きます。
しばらくは週末の飛行場通いが続きます。

山崎

 

 

グライダー訓練

こんにちは
この盆休みに久々に木曽川滑空場に行って来ました。
福井空港には時々行っていましたが木曽川は4月の事務所開業以来初めてです。

ここは岐阜県海津市にあり木曽川と長良川とに挟まれた河川敷です。
東海・関西地区の大学航空部が練習する場所として長年占有許可を受けています。
今回は母校の大阪大学と、京都大学、龍谷大学の合同合宿です。

それにしても暑かったです。
水分が飛んでしまうので1日で軽く1kgは痩せます。

滑走路です。

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向こうが長良川、こっちが木曽川です。

飛ばしているグライダーです。

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これはドイツ製のASK-13という複座練習機です。
胴体は鋼管フレームに布張り、翼は木製骨組に布張りです。
翼の長さは15mありセスナの約1.5倍大きいのですが、自重は凄く軽くて約300kgです。
普段は前席に練習生、後席に教官が乗ります。
前後の操縦桿が連動するようになっていて、学生さんには舵の動かし方を一緒に覚えてもらいます。

エンジンのないグライダーは他の動力で空中に引き上げます。
飛行機で引っ張る方法と、凧揚げのように引き上げるウインチ曳航があります。
木曽川では全てウインチ曳航です。

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トラックの荷台に自動車用のエンジンを載せてあり、左右の車軸にはタイヤの代わりにロープを巻くドラムが取り付けてあります。
ドラムには直径5㎜程の合成繊維のロープが約1000m巻かれてあり、それを一杯に伸ばしてグライダーを引き上げます。
ウインチの操縦は3年生や4年生の学生さんが行います。

別の方向から見るとこんな感じ。

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正に凧揚げですね。
高度400m程でロープを切り離したグライダーは90km/hで巡行します。
特に上昇気流がなければ約6分間飛ぶことができます。
上昇気流を探すために着陸地点に帰る高度を計算しながらできるだけ広い範囲を飛行します。
また、上昇気流が期待できない天気だと、失速や急旋回など様々な課目を練習します。
70回ぐらい練習すると単独飛行に出ることができます。
平均的な学生さんですと2年生の夏ごろですね。

機内の様子です。

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ファイナルアプローチでコースを右に修正しているところです。
グライダーの着陸は1回きりですからなかなか緊張します。
進入速度は100 km/h、毎秒4m/sで降下しています。
これは旅客機などと比べると急降下の部類に入ります。
でも滑走路は広いですし、接地したあとは50mほどで停止しますので、滑走路を飛び出すことはありません。

後席に乗っている私です。
暑そうですいません。

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肩越しの丸いパイプやそこから前に延びる少し細いパイプが胴体の主構造です。
後ろのグレーのÙ字型のものは木製の枠で、胴体上面の成形材です。
四角い黒い部分は単なる孔で、この後ろは尾翼まで空洞になっています。

フライトが終わると簡単にブリーフィングを行います。

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学生さんは、必要な知識は事前に座学で予習し、実際に飛んでみて技量を高めていきます。
飛行機の操縦は自転車や車の運転と同類なのですが、二次元に加えて上下の動きが入ってきますのでその感覚に慣れるまで少し時間が掛かります。
上空では「3割頭になる」等と言います。
なので飛行中も平常心でいられるように地上ではイメージフライトを繰り返します。

旋回中に傾きが変わると、「滑り」が発生し、斜めに飛ぶことになって胴体の抵抗が増え、高度を失います。
また、機首の左右方向は、ペダルで垂直尾翼を動かして調整しますが、踏み方が多かったり少なかったりするとやはり滑ります。
人の頭は新しい環境に直面するとそれに対処しようとしてフル稼働を始めます。
やってる本人は必死なのですが、状況がよくつかめず頭が気持ち悪がってウニョウニョした状態になります。
でもそういうのを何度か経験し、そのようになる理由を理解し、操縦方法がわかると、急に複数のことが同時に処理できるようになります。
人間の脳は大変によくできていると思います。

これはロープを出発地点まで引き戻してくるリトリブカー(普通の軽トラ)のエンジンのキャブレターを点検しているところです。

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グライダーを飛ばすには機体の他に自動車やウインチ、無線機、草刈り機なども重要な道具です。
学生さん達は、グライダーは勿論、その他のものも自分たちで整備します。
各大学の航空部にはなかなか頼もしいメンバー達が揃っています。

こうして時々学生さん達と過ごすとちょい若返ったかなと勝手に思い込んだりしています。

山崎

面白かった本

時計の本です。

ジャパン・メイド トゥールビヨン
― 超高級機械式腕時計に挑んだ日本のモノづくり ―
B&Tブックス 日刊工業新聞社

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超高級機械式時計の機構にトゥールビヨンというのがあります。
以前、百貨店の特別展示で一度だけ見たことがありますが、ため息が出るほど美しい動きをします。
そしてもの凄く高価です。

なぜ高価かといいますとそれを作ることのできる職人が限られるからです。
腕時計の一部の空間に極小のパーツを極めて精度よく組み込まなければなりません。
そうでないと小さなゼンマイのトルクが最後の歯車まで伝わらず、時計が動かないのです。
歯車が動くことは最低限だとして、複雑な構造を調整して時計としての精度を出さなければなりません。

この機構は1800年頃に懐中時計の精度を出そうとしてスイスのアブラアン-ルイ・ブレゲという時計師が考案した機構です。
例えばこのように動きます。

https://www.youtube.com/watch?v=4Sd5er_kBvI

機械式時計には、細い巻きばねで周期的に逆方向に繰り返し回転するテンプという部品があります。
このテンプが振れるごとに歯車が一歯ずつ進み、ゼンマイの解けるスピードが調節されて、秒針が1分間に1周する仕組みです。
テンプはゼンマイが解ける僅かの力を利用して中立位置から左右に夫々180度ほど回転し、1秒間に4~10往復します。
少しでも回転抵抗を減らすためにテンプの軸は髪の毛ほどの太さしかありません。
このテンプの動作が時計の精度を決定します。

テンプやそれに噛み合うアンクルといった部品は複雑な形をしており、時計の使用中に生じる重力方向の変化が部品の動作に影響します。
例えば12時が上向きの姿勢のときテンプやアンクルが3時方向と9時方向とに交互に振れてバランスがとれているとしても、時計の姿勢が3時を上にした途端に、テンプやアンクルが左右何れかに回りたがるといった具合です。

これを解消するために考案されたのがトゥールビヨンで、テンプなど時計の心臓部をユニットごと回転させるものです。
ただし、現実には加工や組み立てが大変で部品間の摩擦や引掛りを抑えて精度を出すのが非常に難しいのです。

そこで、この本です。
この難しい機構をメイドインジャパンで作ったお話です。
登場する方々は根っからの時計職人ではありません。
工業デザインとか刃物製造、ベアリング製造など様々な技術分野の方々の集まりです。

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トゥールビヨンと言えば一種芸術品的要素があって、ルビーの赤色や青く色付けされた針、銀色の地金や細かく施された彫刻など非常に美しいのですが、この時計はどちらかというと機能優先です。
設計段階から各部品の重量を計算し、通常は備わっているトゥールビヨン・キャリッジのトリムウェイトが省略されています。
また、重心が変化しないように、テンプの周期を微調整する可動式の巻きばね長さ調整機もありません。

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軸受けに世界最小の日本製ベアリングを使い回転抵抗を下げていることも特徴の一つです。
通常はルビーでできた受石の孔に注油して軸受けしますが、孔の内面と軸との摩擦を嫌って外径1.5mmのベアリングユニットを使っています。
このベアリングをはめ込む孔の精度が重要だそうで、これが真円でないとベアリングのアウターケースが歪んで上手く回転しないそうです。

この本には、その他様々な技術者目線の工夫が沢山書かれています。
ひたすら高精度を目指し、従来の時計産業の習慣に捕らわれずに自由に発想する様が非常に面白いです。
日頃、製品開発をされている皆様には特にお勧めです。

山崎

金時計のオーバーホール

知人の婦人物金時計をオーバーホールしました。
スイス BEDAT & Co 製で、ムーブメントはスイスETA社製のクォーツ、ケースは18Kのブロックです。
主な作業は電池交換とケースの磨き作業です。

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時計好きとしましては一度このような金無垢のケースを磨いてみたいと思っていました。
金は非常に軟らかく気が付かないうちにこのようにすり傷が付いてしまいます。

さて、どのくらい綺麗になるでしょうか。

裏蓋を開けてみました。

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凄っ!!
ムーブメント以外は全て金です。

でも電池はSR621SWですのでヨドバシカメラで150円で買えます。

パーツを並べてみました。

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内側ケース(右上)に機械を入れ、裏からネジと止め板で固定します。
このネジには力が掛かるのでネジと止め板はステンレス製です。
内側ケースを外側ケース(左上)に表から入れ、裏蓋(左下)を裏から嵌めます。
三つの金部品を4本の金ボルトで裏から固定します。
左の長いボルトはベルトを止める軸です。

作業のメインは磨き作業です。
ケース表面のすり傷をなくし鏡面に仕上げるのが目標です。
まずは1000#のサンドペーパーで磨きます。

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磨く面が狭いのでペーパーの裏に両面テープを張り、5mm角に切りだしたものを用意します。
これを木製のヘラの先に貼り付け、こちょこちょと磨きます。
ヘラは模型飛行機に使うヒノキ棒の端材です。
ガラスには傷防止のためにマスキングテープを貼っておきます。

作業風景です。

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細かい作業なので実体顕微鏡を使います。
最近は近くのものが良く見えずこれはとても重宝します。

磨き用アイテムです。

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まずペーパーの1000#と1500#。
その次に研磨フィルムの2000#、4000#、8000#。
さらに、金みがきクロスと、微粒子コンパウンド8000#です。

最初は1000#で表面の傷が消えるまで磨きます。

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右の面が終わり、手前の面を右側から磨いているところです。
傷の深さは約50ミクロンほどでしょうか。
金は大変軟らかく、ステンレスとは違ってサクサクと削れてしまいます。
砂の塊を削る感触です。
面と面の境のエッジを削らないように注意します。

傷が消え、磨き目が揃い始めると一気に金色が生えてきます。
側面にはこのような刻印があります。

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デザインなのか本物であることの目印なのかわかりませんが、これを消さないように周辺だけを削ります。

番手を進め、1500番まで終わると次は研磨フィルムです。
こちらも5mm角の小片を準備します。
青が2000#、赤が4000#です。
目が細かくなると目詰まりが早まるためフィルムは頻繁に貼り換えます。

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磨き棒を歯ブラシの柄に替えました。
と言いますのは、最初、ヒノキ棒を使っていたのですが、1000#のペーパーから剥がれた砂の一粒が木の繊維に混入していて、せっかく綺麗に整えた面にくっきりと輝線が付いてしまったのです。

めちゃくちゃ脱力。

1500#から磨き直しです。
そこで、研磨粉が付かないようにプラスチックの柄に替え、フィルムの番手が上がるたびに磨き棒や台の上を綺麗に拭き上げることにしました。
磨き作業の基本ですね。

写真はありませんがフィルムの8000#まで進みました。
ところが最後に細かな傷が消えません。
光にかざすと白く曇るのです。
金みがきクロスや、眼鏡ふきと8000番のコンパウンドの組み合わせ、電動のマイクロバフなど二日間ほどいろいろと試しましたがダメでした。

金みがきクロスの説明書きには「新品には使用しないでください」とあります。
つまり、大きな傷は消えるけれど細かな磨き傷は残るというもののようです。

また、マイクロバフは、回転がそもそも10000RPM程あるのでいくら優しく押し付けてもバフの毛が金の表面を削ってしまいます。

ゴム板とかコルク栓など色々なものに8000#のコンパウンドを付けて磨いてみましたが上手くいきません。

時計の技術本をめくっていますと、部品の鏡面仕上げにはホウの木に研磨剤を塗って使うというのがありました。
ホウの木はDIY店とかでよく売っている彫刻用などの堅い木です。
直ぐに手元にはないので、代わりにヒノキ棒を削り直して8000#で磨いてみました。

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でもやっぱり細かい傷が残ります。
肉眼では傷の一本一本は見えないのですが光にかざすと一定の面積が白く光ります。
綺麗になりますとは言ったものの、底深い金色の輝きは手磨きでは出せないのかもしれません。
製品レベルの仕上げは無理かと思いつつ、とにかく全体の小傷を減らすよう各面を磨きます。

刻印のすぐ隣の狭い面を磨いているときでした。
刻印を避けるように磨き棒の向きを色々変えているときに綺麗な面が出たのです。

答えはヒノキ棒の使用面にありました。
長手方向に沿った面、つまり木の繊維が通っている面で磨くと小傷が消えることが分かりました。
これに対し、長手方向に垂直なコバ面は繊維の端がたくさん並んでギザギザしています。
削る速度は上がりますが、さざ波のような面が残ってしまいます。
肉眼で見たときにこれが曇りの原因となり、特に蛍光灯など単色光にかざした時に目立ちます。

一方、長手方向に沿った側面は凹凸が少なく、この部分で撫でるように擦るとすごく綺麗な面が出せます。
特に、繊維方向に対して少し斜めに擦るとより効果的です。

磨き途中の様子です。

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コンパウンドに水を混ぜて磨きますが、細かな傷があるうちは水が表面全体に広がります。
このときは磨き棒を動かしても水膜が邪魔してどれだけ磨けたのかは見えません。
ところが鏡面化が進むとこのように水が表面張力で丸くなり始めます。
磨き棒を動かす後から水が丸くなり、磨き面がよく見えるようになります。
さらに磨きますと水滴が磨き棒から離れなくなり、磨き面が常に見える状態になります。
あとは残っている細かな傷を集中的に磨きます。
こうしてどこから見ても曇らない美しい面が出来上がります。

ということで完成したのがこれです。

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なかなか良いのではないでしょうか。
実は内側のケースがピンクゴールド、外側はイエローゴールドなのですが、磨き終わると色目の違いが良く分かります。

一見して綺麗にはなったのですが、もの凄く欲を言えば表面に写り込んだ陰影が微妙に曲がっています。
アマチュアの手磨きですので新品状態と比べて周辺部が僅かにダレてしまっているのです。
これをもし完璧に仕上げるとすればより高度な技術と時間が必要でしょう。
例えば、各面の形状に合わせた精度の良い磨き棒を用意しておいて、ケースに当て付ける角度が変わらないように磨くとか、機械のような腕前が必要です。

鏡面仕上げは根気のいる作業ですし、そもそもその技術を習得するまでに相当な時間が掛かります。
実際にやってみて、やはりその道のプロは凄いのだなということが良く分かりました。

山崎