ベンツ W124 デフオイル交換

ご無沙汰しております。

ここ暫く特にトラブルは無かったのですが、最近、減速時にデフ辺りから打音がするにようになって来ました。
信号で減速して止まる間際、シフトダウンするときに大きな音がします。
ギアが摩耗して隙間が広がってきたのでしょうか。

走行距離は216,600kmですから音も出始めるのでしょう。
それにしても前回のデフオイル交換の記憶がありません。
もしかすると10年くらいは換えていないかもです。

そう思い始めると急に心配になってきたのでデフオイルを換えることにしました。

ネットで調べるとドレンプラグを緩めるのが大変とのこと。
一応、気持ちだけは準備して作業に掛りました。

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名古屋地区某所でグライダーを整備していたのですが、空き時間に交換しました。

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後ろだけ屋根の下に入れ、ウマ掛けします。
ボディの下にブロックを挟んで安全対策します。

隣の機体は2人乗りの超高性能機で、翼長20m、エンジン無しで1m落ちる間に45m以上飛ぶことができます。
因みにエンジンを切ったセスナの約5倍飛びます。

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今回使った道具です。

ラチェットとトルクレンチ、14mmソケット、14mmの六角レンチの切り出しコマです。
下の二つは取外したドレンプラグです。

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デフオイルのついでにエンジンオイルも交換します。
何れもトヨタ製です。
某有名YouTuberの方の動画で、W124のデフオイル入れるのに、
「ベンツだから欧州車用のオイル入れろとか言わるかも知らんけど、そんなの気にしません」
とのことだったので、私も同じものにしました。

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先ずは、一応ネット情報に倣って上の給油口からプラグを外します。

理由は、仮に下のドレンを先に外してオイルを抜いた後、上のプラグが外れなかったら終わる、とのことです。
これは、プラグが硬くて外れないというよりかは、上のプラグへのアクセス時にマフラーが邪魔になるのでギブアップする人がいるかもしれないという意味ではないでしょうか。

長いレンチを使うので車体をそれなりに上げておかないとレンチを振るスペースが確保できないのです。
車輪が5cm浮くくらいに車体を上げると難しくありません。

上のプラグを外しますと、車体が後ろ上がりのために給油口の位置では油面が上っており、プラグを抜いた途端にオイルが垂れて来ました。
まあ、しっかり油量があったということが分かったので良かったです。
仮に水平になるようにウマ掛けしていた場合には、孔から指を入れると油面に触ることができます。

プラグは14mmの六角穴です。
復旧時の締め付けトルクは50N/m。

トルクレンチを使いたいですが六角ビットがありません。
その代わり、L字状の六角レンチがあったので、端を20mm切り取ってコマにしました。

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こんな感じです。

画面下が前方で、左の太いのはマフラーです。

問題の取外しトルクですが、少し固着しているので規定トルクの50Nmよりかは固かったです。
今回は、120Nmのトルクレンチを流用したのですが80Nmぐらいだった気がします。

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プラグが外れました。

写真のように孔の上の空間は割と広いので、給油時に油さしを傾けるのが簡単でした。

油さしの孔径は、ハチミツ容器ぐらい大きいやつが便利です。
デフオイルは粘度が高く正にハチミツ状態ですので。

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次に下を緩めます。

車体の下にスペースがあれば作業は簡単です。
こちらの取外しトルクも同じくらい固いです。

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オイル排出中です。
これはかなり終盤です。

このあと、上の口からコンプレッサーで空気を送ってみると、残っていたオイルが勢いよく出てきました。

噂に聞いていた臭いがします。
香ばしいと言えないこともない不思議な臭いでした。

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もっとドロドロに汚れているかと思いましたが意外にシャブシャブでした。
規定どおり約1.3 L抜けました。

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このあと、下のドレンプラグを閉め、上の給油口から油さしで新油を入れました。
写真右下の箱の中に写っているダイソーで買ったオイル差しで3.5回でした。

この写真は、デフオイル交換が終わってエンジンオイルを入れているところです。

交換後ですがバックラッシの音が明らかに減りました。
振動等については特に変化無しです。
まあ、ギヤのヘタリは大丈夫とします。

ただし、サイドシールから染み出しがあるので、駆動軸のブーツ交換なども含めてしっかり手を入れたいところです。

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