R2-D2 ANA JET
飛行機好きの友人から開所祝いにと特別塗装のB787が贈られてきました。
昔、マリンジャンボが話題になりましたが、今はこのような特別塗装があるのですね。
説明書きによりますと、この塗装は2015年9月12日に米国でお披露目され、今は国際線を飛んでいるそうです。
デザインがR2-D2なのは、航空会社の色とマッチして仕事ぶりに信頼性があるからだとか。
機体は完全塗装済みで、各パーツをはめ込むだけです。
組んでみますと丁度良い抵抗感があってパシッとはまります。
左右の翼の上反角もピッタリ同じで素晴らしい完成度です。
写真ではわかり難いですが、単に青と白の塗装ではなく、表層にクリアーを吹いているのかツヤツヤしています。
翼を胴体に押し込むときに塗装が痛むといやなので手袋をして作業しました。
さらに素晴らしいのがエンジンブレードです。
小さな部品ですが金型成形で、ブレード一枚毎の角度が再現されていて、各ブレードの隙間から向こうが見えます。
もしやと思い吹いてみますとちゃんと回りました。
それにしても、この機体の翼はとても美しい。
両翼の上反角は、もともとの設定角度に加えて飛行中の撓みも加味しているのでしょう。
両翼端は胴体天井よりもさらに高い位置にあって、横安定が良さそうですね。
翼端は後方にカーブし、極端に尖っていて、殆ど後ろ向きに突き出ています。
このため、翼端に発生する渦が小さくなって、飛行中の抵抗は大幅に減るとのことです。
機体の傾きを変えるために主翼の先端でひらひらと動く小羽根をエルロンといいますが、単に私の印象ですがすごくシャープに効きそうですね。
スタンドには事務所名が入っています。
今は本棚が盛大に空いているので暫く飾ろうと思いますが、せっかくの翼にホコリが付くといやだし、そのうち分解格納することになりそう。
山崎