伊丹空港

伊丹空港に飛行機の写真を撮りに行ってきました。

と言いますのは、私の知人にYさんという女性飛行機写真家(そのうちプロに?)が居られまして、最近、JAL facabook の表紙写真に入選されました。
一度、撮影テクニックを教えてもらおうと思っていたところ今回の撮影同行となりました。

実は私の家は伊丹市内にありまして上昇飛行経路の内側です。
京都在住のY師匠には大変羨ましがられました。
大阪空港の東側エンドは飛行機写真マニアの間では超有名なポイントです。
この日は雨でしたが、まばらなマニアの中に東京から来られた方も居られました。

雨の合間を期待したのですが現場に着いてもやはり雨です。
昼間、一度は予定をキャンセルしようかと思ったのですが、Y師匠からは特に変更の連絡もないし、折角日時を設定したんだからまあ仕方ないかという少し重い気持ちで行きました。
ところがその姿勢・考えは超軟弱でした。

雨でないと取れない絵があるそうです。
水しぶきバシャーっとか、翼端から水蒸気のベイパーを曳いているとか。

まずは、JAL facebook  https://www.facebook.com/jal.japan/?fref=ts のY師匠の写真です。

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離陸間際のエンブラエルです。
機首上げ姿勢が良く決まっていて躍動感があります。
400mmほどのレンズでスローシャッターです。
シャッターが開いているあいだ飛行機を追いかけます。
かなり速度が付いているので飛行機がブレないように望遠で追いかけるのは大変でしょう。
背景のランプの線がバシッと真っ直ぐですしパイロットの気配までわかります。
カメラがブレていない証拠です。
今日はこのような写真が撮れるでしょうか。

現場はこんな景色です。
滑走路の直ぐ端です。

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進入機を狙う 師匠です。
出来るだけ高い位置から撮るために柵の土台の上で構えています。

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ジェットの大音響のあと5秒ぐらいたってからバサバサと音が聞こえます。
後方乱流の音です。
この音を聞くと大型機の直後に小型機が降りてはいけない理由がわかります。

私も撮ってみました。

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105mmの単焦点レンズです。
ボーイング737ですが胴体下面に滑走路標識が写り込んでいるのがちょっと感動的。

反対側はこんな感じ。
Y師匠がこのタイミングからカメラを構えています。
カメラに雨除けカバーをかけているので覆面カメラマンみたいになってます。

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暫くここで撮ったあと、滑走路横のスカイパークに場所を変えました。
滑走路の西隣で目の前を機体が通ります。
屋根があるのも良かったです。

ひたすら流し撮りを練習しました。
師匠のアドバイスにより絞りを開放に設定します。
シャッター速度は10分の1秒ほどです。
たった105mmのレンズなので三脚は使わず手持ちです。

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撮影ポイントは着陸地点と離陸地点の中間なので、離陸機も着陸機も速度はそこそこです。
流し撮りの練習としてはやり易い条件でしょう。
やってみて分かったのは上下にはあまりブレず横にブレ易いこと。
力を入れるとカメラがブレるので、とにかく機体の一点を狙い続けてそっとシャッターを押します。

ついコックピットを狙ってしまいますが、大型機だと機体が近くに来た時にお尻がはみ出してしまいます。
で、主翼付け根の窓のライトの一つを狙います。
毎秒5コマで撮影しますが殆どうまく止まってくれません。

約400枚撮りましたが、うまく止まってくれたものが上の写真と下の写真。
この手の写真はまずは数です。

上の写真は着陸灯に照らされたプロペラが綺麗に円盤状に写りました。
機体は暗いですが背景が華やかで綺麗です。
路面が光っているのも雨ならではです。

下の写真は師匠の写真と同じ J-AIR のエンブラエル。
着陸灯と尾翼照明がちょうどよく機体が明るく写ります。
背景もあまりうるさくなく落ち着いた感じに撮れました。
初めてにしてはええのんとちゃう?
欲を言えば、少しでも宙に浮いていたらもっと動きのある写真になったでしょうね。

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今回、師匠に同行しましてその気合の入り様に驚きました。
18時前に集合して21時まで、飲まず食わずトイレにも行かずに黙々と写真を撮り続けました。
師匠の教えは、何を撮るかで絞り優先かシャッタースピード優先かを選ぶこと だけ。
しかし、師匠の撮影姿勢から必要なものが何かが良くわかりました。

今度は晴れた日に行きましょうとのことです。
次はおにぎりとお茶持っていきます。

山崎