2017 グライダーカレンダー

こんにちは

2017年版のグライダーカレンダーを作りました。
名前を Aero Dancing in 2017 といいます。

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東海・関西地区の学生グライダー活動を支援している(社)東海・関西学生航空連盟というのがあり、私も一人のOBとして参加しているのですが、学生のグライダー活動に役立てようと5年前から作り始めました。

私が知るところ、現在、国内のグライダーカレンダーは三つあるのですが、これは唯一の卓上カレンダーです。
掲載している毎月の写真は、全て東海・関西地区の学生やOBが活動しているもので、写真好きのOB・現役諸氏が撮影したものばかりです。
皆さん決してプロの写真家ではないのですが、それぞれに傾向があって、私個人的にはいい味が出ているのではないかと思っています。

まとめて掲載するとこんな感じです。

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例年、私は、何枚かの写真のカメラマン役と、製版作業・印刷発注作業を行うのですが、今年は、パイロットとしても登場しております。
2月と7月です。

7月の写真については8月22日のブログに書いたとおりです。
で、2月についてちょっとだけ解説しますね。

場所は木曽川滑空場です。
翼の平面形が良く見えるようにちょうどよい角度で背中が写っています。
自分でもなかなかのお気に入りです。
曇り空だったのが残念。
これは、私だけでできるものではなくて、カメラマンのシャッタータイミングとか、カメラ機のパイロットの操縦等との合わせ技なのです。

共にエンジンの無いグライダーどうしですし、高度は少しずつ下がりますので、撮影タイミングは一回のジョインナップに限られます。
一台のウインチで2機を続けて引き上げるのですが、私の機体が先に上がって所定の位置で待機します。
離脱高度は400m。
そこに後行のカメラ機が上昇し離脱したポイントをめがけて私が近付きます。
このとき、相手機を狙って一直線に近づくと勢い余って衝突することもありますので、相手機の下方を狙います。
予定間隔50mの倍ぐらい手前から進路を変え、相手機と平行に合わせます。

この時、後から上がったカメラ機の高度が高いので、カメラ機はエアブレーキを開いてゆっくりと下がります。
エンジンのないグライダーどうしの場合、高度の高い方が下がって位置合わせします。
この間、後方から近づく私が無線で自機の位置を知らせます。

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こうしてだいたいの横位置に並びますと、カメラマンはモータードライブを使ってシャッターを切り続けます。
被写体機の私は、躍動感を出すために機体をカメラ機の方に傾けます。
このとき、カメラ機の方に旋回して近付かないように、ラダーを操作して機種は真っすぐ前方に維持します。
ただし、ほんの数秒もするとカメラ機の方に流れ始めますので、直ぐに傾きを直し水平飛行に戻して両機の位置関係を調整します。
落ち着いたところで再度翼を傾け、また戻し、というのを3回ほど続けました。

こう書けば簡単ですが、この間、両機の位置関係は決して安定しません。
常に上下左右にずれますので、カメラ機から見て被写体機がちょうど水平線の位置に来るタイミングは一瞬です。
また、その瞬間に被写体機が良い姿勢でいるとは限りません。
空撮はやってみないとわからない一面があってとても奥が深い世界です。

カレンダーを作っていて一番楽しんでいるのは実は私自身です。
既に今から、来年の写真の構図を考えています。
どのように機動したらインパクトのある写真が安全に撮れるか。
これを考えるのが大変楽しいのです。

山崎

 

 

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