ロードスター車検
こんにちは
ロードスターがウチにやってきて2年が経ちました。
ウチに来た時にはタイヤがフェンダーからはみ出し、ものすごく硬いスプリングが付いていました。
それらを直ちにノーマルに戻し、ショックアブソーバーを新品にしたのでした。
その後、燃料インジェクターを分解洗浄し、タイミングベルトを換えましたが、トラブルは全く無く健康に走っています。
ウチに来てから約1万1000キロ走行し、現在は17万5000キロです。
今回、車検を迎えまして所謂ユーザー車検に行って来ました。
場所は魚崎にあります神戸運輸管理部兵庫陸運部です。
予めネットでユーザー車検の予約をしておきます。
当日は、朝8時45分から受付開始です。
まず、書類一式(50円)を購入し、検査手数料(1,400円)の納付、自動車重量税(25,200円)の支払いと、自賠責保険(27,840円)の更新手続きを行います。
次に各書類に必要事項を記入します。
点検表の記入がちょっと専門的ですが、前日に車の下にもぐってゴムブーツとか、ブレーキの動作状況を確認しておいたので、チェック欄にマークを入れるだけです。
受付窓口で書類のチェックを受けOKなら検査場に向かいます。
ここまでで約20分です。
検査場です。
検査も自分で行います。
50mほどの検査コースがあり、順番に項目をこなします。
検査レーンはどこでも好きな所に並びます。
当初は、緊張をほぐすため一番長い列の後ろに並んだりもしました。
今日は一番すいているレーンです。
検査ラインに入る前に、検査官(青い制服の人)による外回りチェックです。
ライト類、クラクション、ワイパー、ウォッシャー液の各動作、発煙筒の有無を確認します。
さらに、走行距離の確認、エンジンルームに刻印された車台番号が正しいかをチェックします。
これがOKならいよいよ検査ラインです。
前方上方の指示表示を見易くするために幌は開けておきました。
何回やっても緊張します。
検査項目は、
まずは、
タイヤのサイドスリップの有無(ゆらゆら揺れる板の上をただ走るだけです。)
スピードメーター(ローラーの上で実際に走って、時速40キロになったときパッシングします)
前後のブレーキ(タイヤを載せた前後のローラーが回り、ブレーキを踏んでローラーに抵抗を掛けます)
サイドブレーキ(後輪のローラーが回り、サイドブレーキを踏んで抵抗を掛けます)
ライトの光軸(ハイビームで点灯し、前方のテスターが最も明るい場所に動いて光軸の向きを確認します)
です。
最初のサイドスリップ検査に向かうところです。
そのあとの項目はテンパってしまって写真を撮り忘れました。
次は下回り検査です。
ピットが掘ってあって中に検査官が居ます。
ブレーキを踏んだり、ハンドルを左右に回したりし、また、車の下では各部をハンマーで叩いたり、ゴムブーツの破れがないか、マフラーに穴が開いていないかなどが目視で検査されます。
この下回り検査がユーザー車検で最も心配なところです。
何しろ下回りなんか普段殆ど見ないですから。
今回は、前日に車の下にもぐってゴムブーツを磨いたりしたので安心でした。
最後に、マフラーにプローブを差し込み、排ガス濃度を測定して終了です。
全部がOKだと検査ラインの端にいる検査官が印を押してくれ、先ほどの事務所に戻って新しい車検証とワッペンを交付してもらいます。
もし、不具合があっても、その日のウチでしたら何度でも検査を受け直すことができます。
例えばヘッドライトの光軸が狂っていると言われたら、近くの壁に行ってライトを照らし、調整ねじで光軸を修正したのちに再度ラインを通るといった感じです。
オイル交換は車検項目にはありませんが、キリがいいのでこの際に換えておくとよいです。
今回は不具合もなく一発でOKでした。
スムーズにいったので10時前に検査が終了しました。
車検費用の合計は6万円弱です。
ただし、車検に通っても壊れる時は壊れますので、その都度メンテしなければなりませんが。
ユーザー車検は自分の車の調子をみる良い機会になります。
実益も兼ねていますので是非一度お試しください。
新しい車検証を貰った時にはかなり嬉しいですよ。
山崎