木曽川背割堤桜まつりinはしま2017

こんにちは
久々のブログの更新です。

今回はスチレン飛行機です。
普段、東海・関西地域の大学航空部は木曽川の河川敷でグライダー訓練を行うのですが、ここ数年、木曽川の河川公園が整備されてこの時期に表題のイベントが開催されています。
初年度の試験開催から数えて3回目ですが、毎年このイベントに私達も参加しています。

出し物は、実機グライダーの展示とスチレン飛行機の体験教室です。
今回は、本番2日間とその前々日にNHKニュースのテレビ取材がありました。

それでは時系列順に紹介しますね。

まずは、NHK岐阜放送局の取材です。
この様子は、3月24日の夕方18時30分から、NHKのほっとイブニングぎふで紹介されました。
残念ながら関西在住の私は見ることができませんでした。

昼過ぎに杉浦史織キャスターが取材に来られるということで、私と、この日応援してくれる関西学院大学・龍谷大学の学生さんとでそわそわしながら待っていました。
そうしますと、定刻にタクシーが来たのですが杉浦さんしか乗っていません。
皆、「カメラマンとは別々に現地集合か?」と思ったのですが、そうではなく、このような取材は基本的に一人で行うのだそうです。
しかも、カバンから取り出されたのはキャノンの普通のハンディカム。
「編集の方が上手くまとめて下さるので大丈夫です!」 とのことです。

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飛行機のアップ映像の録画です。
この日は飛行機が吹き飛ばされるほど風が強かったので、後ろに車をおいて風よけにし、パーツをテーブルの上に両面テープで貼りつけました。
レンズにはコンバーターが付いていて、かなり近付いても全部が視野に収まります。
編集の都合で必要なコマの前後に3秒ほどのコマを入れるのだそうです。

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一応、私がインタビューに答えています。
このシーンは杉浦さんも画面に入るため、学生さんが即席カメラマンです。
ドラえもん飛行機とスチレン機との違いを説明したのですが、ここは理屈っぽいので放送されなかったのではないでしょうか。

飛ばし方の紹介シーンです。
杉浦さんは3枚ほどの台本を用意されていて、予定の撮影シーン、インタビューの内容、時間などを順次チェックして、終わったものから消し込んでおられました。

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約1時間半程で予定が終了しました。
本番で放送されるのは3~4分だそうです。

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テレビに映る方と落ち着いてお話しできたのは初めてですが、やはり堂に入っておられました。
また、会話に無駄がなく、話しやすくて聞きやすいのにも感心します。
それから大変ニコニコされていて、要所では多少オーバーアクションなところも流石と感じました。

その後の本番です。

グライダーがなかなかの目玉になっておりまして、開会式はその前で行われました。
岐阜大学の単座練習機で、ドイツ製のASK23です。

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イベントでは、小さいお子さんに操縦席に乗ってもらいます。
ただし、多くの子供達は容赦なく操縦桿を動かすので、イベントの間はヒヤヒヤが続きます。
キャノピーは乗り降りのし易さと、万が一のことを考えて外してあります。
小さいお子さんだとバスタブにつかっているみたいになりますが、それでも皆嬉しそうです。

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その横でスチレン機の体験教室を開きました。
自分の機体に目印を付けています。
子供達は、これも楽しいみたいで、30分ほど掛かって大作を仕上げる子もいます。
皆、結構な絵心があって驚きます。

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さて、ここからが私達の本番です。
この飛行機は、5分で組み立てることができて、誰が飛ばしても7割方の機体が飛ぶことを目指しています。
ただし、主翼の取り付け角度とか水平尾翼の僅かな撓みを修正しておかないと上手く飛びません。
大袈裟な話かもしれませんが、最初の1投でバッチリ飛ぶと、もしかしたらその子の人生が変わることもあると思うのです。
こわごわゴムで打ち出した飛行機がものすごく飛んだときの驚き具合はおそらく最大級です。
殆どの子が走って飛行機を追いかけていきます。

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これは、オモリを少し切っているところです。
真っ直ぐに打ち上がり、速度がゼロになった途端に急降下して来る機体は頭が重過ぎです。
私はニッパを常備していまして、急降下する機体を見つけ次第修正して回ります。
延びた爪を切る感じでオモリをカットするだけで飛び方が劇的に変わります。

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なかにはとても熱心な子がいます。
風の向きなどを考えながら打ち上げ方などをいろいろ試しています。
模型飛行機では特に水平尾翼が重要です。
このスチレン機では1mmのスチレンペーパーを使っているので、打ち上げ時に手に当たったりするとシワがついて曲がってしまいます。
上手い子はあまり機体を傷めないのですが、それでもエレベーターの角度を調整したりしているとだんだんと傷んできます。
そんな場合には新しい尾翼と交換してあげます。
黙々と一人で飛ばしているのを見るとこちらも嬉しくなってしまいます。

だいぶ長いことやってますので、そんな子が大きくなってそろそろ航空部に入って来るのではと毎年期待しているのですけどね。

(山崎)